布団クリーニング業者を選ぶ際のチェックポイント!

布団クリーニング業者選びのチェックポイント!

布団を丸洗いしたい…布団宅配クリーニングを利用したい…と思っても現在は多くの布団クリーニング業者があります。またインターネットから申し込む宅配クリーニングと言うのはトラブル事例も報告されており、中々自分に合った業者を選ぶのが困難といった方も多いのではないでしょうか。

また厚生労働省からは宅配クリーニングのトラブルに関して注意喚起を求める情報も配信されています。

インターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブル(厚生労働省)

『失敗したくない…』『納得のいくクリーニング業者を選びたい』そうお考えの方に費用や納期だけでなく満足できる布団クリーニング業者の選び方をここではご紹介させて頂きます。参考になれば幸いです。

安心安全な布団クリーニング業者を選ぶポイント

料金

布団クリーニングの料金体系は主に2種類。
『パック料金』を用意しているクリーニング業者。または『1枚あたりの料金』を用意している業者と分かれています。できるだけ費用は安く抑えたいのが本音だと思います。

まずは布団を何枚クリーニングに出したいのか決定をしてパック料金の業者の方が安いのか…それとも1枚あたりの料金で出した方が安いのか総額を算出して比較してみましょう。

ある程度、依頼したい業者が絞れたら以下のポイントをチェックしてさらに依頼する業者を絞り込んでいきます。

納期

クリーニング依頼をしてから布団が手元に戻ってくるまで業者によって納期期間は異なってきます。一般的には10日から2週間前後が平均的な納期となっていますが、業者によっては1ヶ月前後の納期になっているケースもあります。

また衣替えの時期などクリーニング業者の繁忙期になると業者の多くは納期が長くなる傾向があります。

できるだけ早く手元に届けて欲しい場合はしっかりと納期期間に関しても調べておきましょう。また替えの布団がない場合はレンタル布団サービスを利用できるかもチェックポイントの一つとなっています。

またレンタル布団サービスは8,000円〜10,000円と意外と割高なケースが多いです。クリーニング中の期間に利用する布団はホームセンター等で簡素な布団をご自身で用意した方が安上がりになるケースが多いです。

集荷方法

布団クリーニングの集荷方法としては2種類。
店舗に持っていく持ち込み型。また自宅にいながら集荷依頼が可能な宅配クリーニングとあります。

大量の布団であったり、布団の持ち運びが大変な場合は持ち込むよりも自宅で梱包して配達業者に引き取ってもらえる宅配型の方が身体的負担は少なく便利と言えます。

洗濯可能な布団の種類

洗濯が可能な布団の種類、素材などは業者によって異なってきます。自分がクリーニング依頼したい布団が洗濯可能か業者のウェブサイトなどをチェックして確認をしておきましょう。

ムートンやファートン、ムアツ布団などは丸洗いが難しいとされており、取り扱い不可と記している業者も多いです。逆に洗濯の難しい布団類を洗える業者と言うのは技術力が高くクオリティに期待を寄せても良いと言えます。

オプションサービス

布団クリーニングを依頼する際はオプションもチェックしておきましょう。基本的に敷布団、掛け布団の依頼が一般的だと思いますが、シーツやカバー、枕なども抱き合わせでクリーニング可能かどうかは業者によって異なります。

敷・掛布団以外は受け付けていない業者もありますのでオプションサービス、そして料金もしっかりとチェックをしておきましょう。

オフシーズンの布団は収納スペースを圧迫する原因にもなります。現在では布団クリーニング業者がクリーニング後の布団を業者側で一定期間、保管してくれるサービスもあります。

利用しない布団の保管も依頼したい場合は保管サービスの有り無しもチェックポイントの一つになります。

洗濯方法や乾燥方法

布団の洗い方は業者によって異なってきます。
特に洗うのが難しい布団ほど仕上がりが変わってきたり、布団の傷み具合も洗濯方法によって変わってきます。また乾燥方法やお届け方法によっても布団の快適さに違いが現れてきます。

布団の洗い方による業者の選定方法は別ページにて詳細に紹介をしているので業者の洗濯方法に拘りを持つ方は是非、チェックしてみて下さい。

布団の洗い方・乾燥方法によるクリーニング業者の選び方

布団クリーニングに関する知識や技術

布団クリーニングに対する知識や技術を見抜くのは素人目で判断は非常に難しいです。布団クリーニングを依頼する際は必ず業者のホームページをチェックして実績であったり、洗い方や拘り、しっかりと洗濯工程を説明しているか等をチェックしましょう。

特に宅配クリーニング業者でホームページを持っていない…知名度もなく賠償基準なども明記していないようなクリーニング業者は非常に知識や技術力も怪しいので依頼を見送る検討をした方が無難です。

賠償基準の明記

布団クリーニングを依頼した場合、トラブルがないとも限りません。良い業者と言うのは必ず問題が起きた時の賠償基準や事故補償をホームページのどこかに明記しています。

一般的にクリーニング事故賠償基準に基づいた補償を明記しているのが基本。

業者によって独自の賠償基準に基づいた補償で対応しているケースもあります。このように賠償基準に対してしっかりと明記している業者はトラブルがあった時でも基準に基づいた対応をしてくれる可能性が高く安心して依頼する事ができます。

逆にホームページにトラブル時の補償内容についての明記がない場合は依頼を見送る検討をしましょう。

布団クリーニング業者選びのポイント まとめ

布団クリーニングと言うのは私達の利用者の前でサービスが行われません。もしトラブルが起きても原因の特定は難しく、解決が困難なケースも多いと言われています。

布団クリーニングは決して安い金額ではないので料金の比較ばかりに意識が向きがちになってしまいますが、品質であったり、トラブル時に真摯な対応をしてくれるのか等、料金以外のサービス面でも業者を比較して選ぶ事が大切です。

後は無名であったり、インターネットで調べても業者名が出てこないようなクリーニング業者は極力利用しない事が大きなトラブル回避にも繋がっていきます。