布団を押入れに収納する時の湿気・カビ対策!

布団の押入れ収納時の湿気・カビ対策!

布団、衣類、日用品など多くの方が押入れを利用して収納をしていると思います。ただ押入れは湿気が溜まりやすく湿度が高くてジメジメ…さらにカビも発生しやすい場所になります。

まして布団や衣類は水分を吸収しやすく、押入れのような密閉空間では湿気がこもりがち。

湿度の高い場所は当然ですがカビも発生しやすくなります。布団に付着したカビ自体がアレルギーの原因になる可能性もありますし、カビを餌にダニが発生する原因にもなります。

もし布団や衣類を押入れ収納している人は必ず湿気・カビ対策を講じていきましょう。

押入れの湿気・カビ対策

布団や衣類は乾かして収納する

押入れは湿気がこもりやすい場所なので、湿気を放つ原因となるモノを持ちこまない習慣を身につける事が大切。例えば布団。人間は寝ている間にたくさんの汗をかく事は有名ですよね。かいた汗は布団や衣類が吸収をしています。

水分を含んだ状態の布団や衣類を押入れ収納すれば押入れ内の湿度が高まってしまいます。

これを回避する為には起きて直ぐに布団や衣類を押入れに収納するのではなく、一度布団や衣類が含んだ汗、水分を飛ばしてから収納をします。

天気の良い日であれば天日干しをしたり、ハンガーにかけて扇風機等で短時間、布団や衣類を乾かしてあげたりしましょう。

収納にゆとりを持たせる

湿気やカビ対策の基本は空気がこもらないようにする事。押入れ内の空気循環が悪くなれば湿気も停滞しやすくなってしまうので収納する布団や衣類はできるだけゆとりを持たせて空気が流れやすい条件を作る事が大切です。

布団をぎっしりと収納している場合なら圧縮袋に詰めて押入れの空間に余裕をもたせたり。衣類であれば隙間なくハンガー掛けするのではなく、衣類の間に間隔を拳1個分とってあげたりしましょう。

空気の流れやすい空間、隙間を作ってあげることが押入れの湿気・カビ対策では重要です。床や壁に定番アイテムである「すのこ」を利用して空気の通り道を確保してあげる事も湿気・カビ対策には効果的です。

押入れの扉を開けて空気の入れ替え

手軽で簡単な押入れの空気循環として扉を開けて空気の入れ替えを定期的に行ってあげましょう。

目安として周に1回〜2回程度。1時間前後、扉を開けておくと押入れ内の淀んだ空気を新鮮な空気に入れ替えてあげる事ができます。

もっと小まめにできる人であればお出掛け時や部屋の空気を入れ替えると同時に扉を開けて押入れ内の空気も入れ替えてあげると尚、効果的となります。

除湿剤、除湿機を活用

市販されている除湿剤や除湿機の活用も押入れの湿気・カビ対策に有効的となります。

湿気は空気に水分が含まれた状態、空気よりも重いため、下に溜まりやすい傾向があります。除湿剤や除湿機を利用する場合は高い位置に設置するのではなく、押入れの下部に設置してあげると効果的です。

除湿剤はバーに引っ掛けるタイプよりも置型タイプの方が押入れで利用する場合は効果的。一般的な除湿機は筐体も大きいため、幅を取ってしまいます。最近では押入れ用の小さな除湿機も販売されているので、押入れの湿気やカビ対策を重点的に行いたい人は専用タイプの除湿機を導入するのも一つの手段です。

押入れにカビが生えている場合の対策

梅雨の時期など湿度が高く対策をしていても状況によっては押入れの湿気が高まり、カビを発生してしまう可能性もあります。

もし押入れにカビが発生していた場合、しっかりとカビ取りをする事でカビの繁殖を抑え、再発を予防する事に繋がります。押入れのカビ取りには消毒用エタノールが有効。アルコール除菌スプレーなどで販売されています。

エタノールは液体ですが蒸発しやすい性質かつ、殺菌効果もあるため、カビ菌を除去して繁殖や再発の予防効果も非常に高いとされています。

カビを見つけた場合、乾いた雑巾等にエタノールを染み込ませてカビが発生している箇所を拭き取りましょう。またカビ取りに使用した雑巾はカビが付着している為、再利用せず、使い捨てる事が理想です。

押入れのカビ取り注意点

押入れのカビ取りをする場合、エタノールで拭き取る前に濡れ雑巾で水拭きをする方も多くいますが、これは間違いです。

エタノールと違い、水は揮発性が低く湿度を増してしまう原因となります。水拭きをせず、乾いた雑巾にエタノールを染み込ませてカビ取りをしましょう。

押入れの湿気・カビ対策まとめ

布団や衣類を快適に使う為、押入れの湿気・カビ対策は以下の事を注意しておくと防ぐ事ができます。

タイトル
  • 水分を含んだ布団や衣類を持ち込まない
  • 押入れの空気循環を良くする
  • 定期的に押入れ内の空気を入れ替える
  • 除湿剤、除湿機の利用は効果的
  • カビが発生したら消毒用エタノールでカビ取り

上記リスト上位3つの項目を意識的に心がける事で押入れ内の湿気・カビ対策は躍進を見せてくれます。今日から始められる事が多いので是非、試してみて下さい☆彡